プーさんの性格
プーさんを観る。思ってたよりもプーさんがハチミツしか考えてない。ティガーはうつになったらやばそう…飛ぶなって言われた時の落ち込み方がかなりだった。
筋トレしなきゃメタボまっしぐら
アリソン・アトリーのお話
今日はあったかかった。
アリソン・アトリー「氷の花たば」を読む
メリー・ゴー・ラウンド
笛の音でメリーゴーランドの馬が動き出して少年2人が楽しむ話。
移動遊園地フェア、キャラバン隊とか数日でいなくなる集団は幻想的で惹かれる。
戸に真鍮のドアたたきがついているのは18世紀の家、ついていないのは17世紀の家という豆知識。
七面鳥とガチョウ
クリスマスの食卓に並ぶ料理たちが逃げ出す話。七面鳥とか子豚とかは想像がつくんだけど、プラム・プディングまで逃げ出したのに笑っちゃった。黒いボールのようで転がって歩くって書いてたけど、そんなに硬いものなのか・・・。気になる。
木こりの娘
仕立てで稼ぐ娘が金色の熊に変えられた古城に住んでいた男と結ばれる話。
リンネル、シュミーズ、ペチコート、ギャザー、フェザーステッチ、プリーツ、ドロンワーク(布地の糸を抜き、その部分をいろいろな模様にかがって、美しいレースにすること)裁縫用語が盛りだくさんできゅんとする。
妖精の船
船乗りの息子がお父さんとクリスマスのプレゼントを待つ話。
氷の花たば
「ジャック・フロスト」と恋するはなし。
寒さの擬人化
ジャックオランタンとかも仲間なのかな?冬将軍とかと同類?
麦の子 ジョン・バーリコーン
麦の精霊の話。男の子の見た目がかわいい。肌が黄金に輝いていて、金色の巻き毛。急速に成長するところとかは竹取物語のかぐや姫みたい。
自然と人間の交流を描いたはなしが多く、幻想的できれい。
アトリーさん自身に興味がわいた。
エンデさんの魔法
岩波少年文庫236「魔法の学校 エンデのメルヘン集」を読む
ミヒャエル・エンデ(1929-95)
The School of Magic and Other Stories (Die Zauberschule und andere Geschichten) (1994), collection of 20 short stories からの10本かしら(wikipedia,英語版より)
10個の短編集
- 正しくいうと
- 魔法の学校
- レンヒェンのひみつ
- はだかのサイ
- きにしない、きにしない
- ニーゼルプリームとナーゼルキュス
- 魔法のスープ
- テディベアとどうぶつたち
- サンタ・クルスへの長い旅
- オフェリアと影の一座
正しくいうと
序文が物語になっている。本が大好きな家族(人だけでなくカエルや猫も)が本が好きすぎて日常生活に支障をきたす。
魔法の学校
私たちが住んでいる「ふつうの国」ではない、まだすこしは望みがかなう「望みの国」のお話。「望む力」を知り、つかいこなすために魔法学校の授業が主なはなし。
望む力の規則
- ほんとうに望むことができるのは、できると思うことだけ。
- できると思うことは、自分のお話にあうことだけ。
- 自分のお話にあっているのは、ほんとうに望んでいることだけ。
「ちゃんとしたことができない、不正直な人間だけが、ほんとうに必要でないものまで自分のものにしてしまい、そのおかげで、世界はめちゃくちゃになってしまうんだよ」
「つくりだしたものは、どんなものでも、つくった者まで変えてしまうんだよ」
レンヒェンのひみつ
親がいいなりになってくれず、大人は子どもよりも体が大きいから負けるんだと嘆く少女。そんな少女に魔女が「食べると反抗するごとに体が半分になってしまう」魔法の角砂糖を渡す。親に食べさせ小さくなりいうことをきくようになってルンルンな少女。上機嫌は束の間、親が小さくなりすぎて怖くなりもどしてほしいと魔女に頼みに行く。食べさせる前に戻してやるが、代わりに少女自身がその角砂糖を食べなくてはいけないと魔女は告げる。それでいいと少女は言い、親のいうことに反抗しなくなる。その様子をみて両親は子どもらしくないといい、角砂糖は体に入って溶けてなくなるので23日たった今ならもう魔法は効かないとトンチをきかせる。反抗しても体が小さくならないことに安堵する少女と両親。それ以降反抗する数がへった。
どらえもん=魔女、のび太=少女みたい。
はだかのサイ
裸の王様的な話
きにしない、きにしない
世にも奇妙な話にでてきそう
ニーゼルプリームとナーゼルキュス
ニーゼルプリーム=今、ナーゼルキュス=過去?
同じところにいったけど、今楽しんでいるときはニーゼルプリームと話し、家をでてからそれがナーゼルキュスにおきかわる。と呼んだのだけれど・・・。会話がなぞなぞみたいでじっと読んでないと、何を読んだんだ?ってなる。
魔法のスープ
争いのきっかけは単純、解決策も単純。それなのに争い自体を楽しんじゃって複雑になる。
テディベアとどうぶつたち
「何のために生まれたのか」を知るべく、テディベアがいろんな動物に尋ねる。
ハエ「飛びまわってなんでもなめるため」
ネズミ「家族を養うこと」
メンドリ「タマゴをうむこと」
アトリ「ずうずうしくやる」
ミツバチ「せっせとはたらく」
白鳥「うつくしいこと」
カッコウ「数えられるものが大事」
サル「なかまをつくること」
ゾウ「生きていることの意味はなにかと考えること」
カメ「長生きすること」
トカゲ「意味があるものなんてない。すべては見せかけで、移り変わる。何にも考えない」
ハサミムシ「いごこちのいい家に住む」
ガラガラヘビ「食べられるため(食べるため)」
チョウ「よりよいものへと変わるため」
テディ「女の子と過ごし、幸せになるため」
サンタ・クルスへの長い旅
学校にも行きたくない。親にも構ってもらえない少年が現実逃避する話。
オフェリアと影の一座
お芝居が大好きで世界中のあらゆるお話を暗唱できるオフェリアおばあちゃんと「影」たちの話。ラストの黒から白へ変わるイメージがすてき。
一番すきな話は最後の「オフェリアと影の一座」。頭の中に浮かぶイメージがどの場面も綺麗・・・。
エーミールと探偵たち
ジェイン・エア。最近読んだ本の中によくでる名前。「霧のむこうのふしぎな町」のリナに本屋のナータがおすすめしたり、「あしながおじさん」のジュディが読んでいたり。ジュディが読んでるってことは、1910年よりも前に出た作品かな。
私の小さいころではまったく聞かなかった。(私が興味なかっただけだと思うけど)
今週末読んでみよう!
いまはケストナーにはまってます。「エーミールの探偵たち」の明るい文章がいまとてもしみる。その続編の3人のふたご(名前から惹かれる!3人なのにふたご!?)と飛ぶ教室を手元に置いてまだ開いてません。
たくさん本を借りてチミチミ順繰り順繰り読むのが飽き性へオススメの読み方です。飽き性代表として実践中!
では、また明日(この言葉卒業してから言わなくなっちゃったから使いたい)
001 読んだ本の出版年表を作る
読んだ本をまぜこぜで考える。
読んだ本
- クリスマス・キャロル(1843)@ロンドン・イギリス ディケンズ(1812-1870)
第三の幽霊で見るスクルージの終末が救いようがなさすぎて思わず笑った。わざわざ幽霊にまでなって忠告してくれるマーレイとは仲良し
- ジキル博士とハイド(1886)@ロンドン・イギリス ロバート・ルイス・スチーブンソン(1850-1894)
訳者後書きが面白かった(青い鳥文庫)。人間には善と悪二面が備わっていることは当たり前だと思ってたけど、当時とその地域では違ったよう。二面性だけじゃ足りなくて多面性な気もするけど。なんでも対にならない。もっと複雑な世界が1人の中にある
- あしながおじさん(1912)@ポキプシー(ニューヨーク州)・アメリカ(著者の出身大学による) ジーン・ウェブスター(1876-1916)
とにかくジュディの性格が好き。ちゃんと自分の意見を言いながらそれが強くならないように楽しませようとする。ジュディを羨ましがるんじゃなくて、ジュディに関われたジャーヴィーぼっちゃまに嫉妬する
- チョコレート工場の秘密(1964) ロアルド・ダール(1916-1990)
ティムバートンが作った話だと思ってました。雰囲気がピッタリすぎて…イケすかないこども+親をバシバシ裁いていく爽快感。裁きも多様で面白い。ウンパッパ・ルンパッパ人(訳者を尊重して)の存在が毒の極み。映画版はココを現代風アレンジしてたのか!と二度美味しい
読んだ本の発行年と作者の生存期間(他にいい語があるはず・・・)を年表にした。偶然2世紀の上旬、下旬を2つずつ選ぶことに!この地理verも今度作りたい・・・今回はロンドンが舞台の話が多かった。同じ場所で違う時代に別の物語をしていると言うのはグッとくる
ジュディが読んだあしながおじさんに出てくる文学を書き出す。
- 「青い鳥」モーリス・メーテルリンク
- 三銃士(フランス語)
- 「マタイによる福音書」聖書
- マザーグース
- デイヴィッド・カパフィールド
- アイヴァンホー
- シンデレラ
- 青ひげ
- ロビンソンクルーソー
- 「ジェイン・エア」シャーロット・ブロンテ
- 不思議の国のアリス
- 「高原平和」ラドヤード・キップリング
- 「宝島」R・L・S(ロバート・ルイス・スティーブンソン)
- ジョージ・エリオット
- シャーロック・ホームズ
- テニソン 詩集
- 「虚栄の市」サッカレイ
- 若草物語
- リチャード・フェベル
- エマソン エッセイ集
- 「スコットの生涯」ロックハート
- 「ローマ帝国」ギボン
- 「自叙伝」ベンベヌート・チェリーニ
- リヴィウス
- 「老年論」キケロ
- 「友情論」キケロ
- 嵐が丘
- 「ある婦人の肖像」ヘンリー・ジェイムズ
- 追跡
- マリー・バシュキルツェフ
- ジョージ・ルイス・パルメラ
- 「ハムレット」シェイクスピア
- 「ドーヴァー海岸」マシュー・アーノルド
- 「トーマスハックスリーの生涯と手紙」
- 「トロイラスとクレシダ」シェイクスピア
- 「ティンタン僧院」ワーズワス
- シェリー
- バイロン
- キーツ
- サミュエル・ピープスの日記
- アンソニー・トロロープ
手紙に書いてあるだけでもこれだけ読んでいる!私は本を全然読んでこなかったので、タイトル見ただけだと内容はさっぱりわかんない。チミチミ読んでもっとジュディとお近づきになりたい。
2年生の夏ロックウィロウの農園でスティーブンソンにハマるジュディ。ジキルとハイドも読んだのかとワクワクしちゃう。
ちなみにクリスマスキャロルにもちょこっとだけ文学作品の名前が
物語にさらに別の物語が出てくると、親近感が湧くと同時にその物語の奥行きがぐんと深くなる。面白いなァ