寺田寅彦さんの語彙は書きたくなる

串田孫一編 「寺田寅彦随筆集」を読む。というか書く。

寺田さんの文章は短文でリズムがなじみ、るんるんと読み進められる!けれど1878年から1935年に生きた人なので、語彙が今使わないものばかり。今でも使う「かなり」や「やはり」、「たとえ」も「可也」、「矢張り」、「仮令」となる。この漢字が来ると読むのが止まり、考えてしまう。漢字にすると途端に意味がつく語が多く、これは書き取らねば!と思いカキカキ。

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文章の内容も面白いけど、語彙の方に目がいった。また寺田さんの別の随筆集でもやってみよっと。